可愛い葉酸サプリメント

2013/04/10 10:51

カテゴリー:プロダクトデザイン

先日知り合いのデザイナーと女性向けのパッケージデザインに関する打ち合わせをしたときに、葉酸サプリメントと言う栄養補助食品のボトルを見せてもらった。最初はコスメグッズか何かかと思うようなそのデザインは、私のパッケージデザインに対する考えを改めさせられる衝撃を与えた。

リンク先の葉酸サプリメントのサイトを参照して頂きたいのだが、そこで1位にランキングされているのが、私が見せてもらった商品である。エーエフシーと言うメーカーさんから販売されている「女性100人の声から生まれた葉酸サプリ」と言うものだ。もちろんこの商品名に関しても私のセンスからするとちょっと異質な名前に見える。商品コピーをそのまま商品名にすると言ったなんとも大胆な手法だ。

また他の商品と比較しても良く分かるのだが、パッケージデザインがもろに女子グッズ的なデザインであり、とてもサプリメント(栄養補助食品)には見えない。このパッケージデザインがそれほど優れているものかどうかは別の問題であるが、新鮮さはある。

デザインとは人が感じとって使ってこそ価値のあるクリエイティブだと考えている私は、このエーエフシーの「女性100人の声から生まれた葉酸サプリ」から少し学ばなければならないようだ。この葉酸サプリメントのパッケージデザインが達成すべき目的は、「高品質」をうたう事や「高級感」「割安感」を出す事ではなく、商品を携帯する、所有するときの満足感「可愛い」に特化しているのである。確かにアパレルを始めとする多くのジャンルでは、機能性よりも「見た目」や「ブランド感」で売れてきた。しかしサプリメントまでがこの方向性に舵を切るは正直意外であったのと同時に、自分の思考が少し硬くなってしまっている事に残念な気持ちを覚えた。

人が使ってなんぼもデザイン、固定概念に囚われずにより新しい発想で、新たな価値を提供しよう、そんな事を再認識した打ち合わせでした。渚さん、ありがとう!勉強になりました。

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青汁と言う名の緑汁、その種類や栄養価はいかに

2013/03/10 23:43

カテゴリー:フリー

青汁と言えば「マズイ、もう1杯」と言うイメージがあると言うと歳がばれてしまいそうではあるが、最近の青汁はどうやら美味しいと言うのが売りらしい。

少し前まで「マズイ」と言って、良薬口に苦し的なコンセプトを売りにしていた商品が、今度は美味しい青汁が開発できたと美味しさを売りに売り上げを伸ばす。何とも奇怪なマーケティングだとはおもわないだろうか。しかし青汁を飲んでいる消費者のイメージは「マズイいけれども体に良い青汁が、今度は美味しく飲みやすくなった。」と言うもののようだ。

私はこれに対し疑問がある。そもそもマズイ青汁と、美味しい青汁は同程度の栄養価があるのかと言う事だ。あるのであれば、なぜ最初はそんなにマズイ青汁を造ってしまったのだろうか。なんだかこんな夜に無性に気になってしまい、調べてみた結果「青汁ランキング」に一部詳しい情報が載っていたので紹介しよう。

そもそも「マズイ、もう1杯」で名を馳せた青汁はご存じキューサイの青汁で、原料にケールを使用しているらしい。しかしここ最近、美味しい青汁として売り出されているものは他社の青汁であり、原料が大麦若葉や明日葉と言うものを使用している。つまり「青汁」と呼ばれているものにも色々な種類があると言う事のようだ。そして、「マズイ」と呼ばれた原因がこのケールであり、青臭く苦いとの事。それに対して、先のランキングサイトで1位になっているお茶村の「神仙桑抹茶ゴールド」と言う青汁はお茶屋さんが作った、お茶のような青汁と言う事、これなら確かに美味しそうだ。しかも成分を見てみると栄養も結構しっかりしている。

青汁は基本的に青菜をすり潰して液体にした飲み物であり、その原料に関しては特に限定されていないと言う事が分かった。なので、青臭いマズイ青汁もあれば飲みやすい青汁もある。もちろんその栄養価も様々と言う事らしい。「青汁」と言う名前は商品名ではないのでcreativecommonsで言うところのパブリックに該当するため、なんでもかんでも青汁にしてしまえと言う風潮にも見える。皆フリーライフドが好きだな。

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デザインと芸術

2013/02/04 23:01

カテゴリー:プロダクトデザイン

デザイナーをやっていると、たまに「ゴッホ」とか「ダリ」とかって何がいいの?と聞かれる時がある。正直にお応えすると、なにがどういいのかを表現するのは難しい。個人的に絵画は嫌いではないが、専門家やマニアの言うような「タッチが云々・・・」とか「この独特の色使いが・・・」とかを語れるほどではない。

デザイナーとしては、その前に大前提として言いたい事がある。「デザインと芸術は別物です」と。言いたいというか、既に色々な方面で言っているのがだ、デザインが出来るからと言って絵画が描けるわけではなく、「センス」としてひとくくりにするのも違う。

乱暴な言い方をすると、デザインは使う人、見る人がいてこそのもの、つまり目的があってこその手段である。芸術は作者の感情や伝えたい事そのものを絵に込め、表現したものである。つまり両者は似て非なるものであ。ご理解いただけるだろうか。

芸術家は自分自身と向き合い、デザイナーはユーザーと向き合うのである。

参考リンク:「wikipedia:芸術」、「wikipedia:デザイン

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ただ四角く白い石鹸

2013/01/11 21:41

カテゴリー:プロダクトデザイン

クリエイティブの現場に身を置いているとどうしても目新しいものに目がいきがちになる自分が居る。あまりに多くのものに触れていると、見慣れたものはついついスルーしてしまい本質を見失っているのではないかと思う瞬間がある。

今日は風呂に入ってゆっくりと次のプロダクトデザインを考えていると、途中少々煮詰まってしまい思考停止状態になった。そのとき何気なく目に留まったのが、最近買ったばかりの四角形の真っ白な石鹸。なんの変哲もない白い四角。特にこだわりをもって選んだわけでもなく、近所のスーパーで安売りしていたものを買ってきたもの。

その石鹸をみていると、なんだか自分が煮詰まったのがバカらしくなってきた。常に新しいもの、かっこいいものを求めている時点でデザイナーとしては2流だなと。この石鹸が世の中的にみてかっこいいかと言うと全くそうではない、むしろ平凡で誰も気にしない白い四角。でもこの誰も気付かない、不快感がないと言うものこそ究極のデザインではないかと。

お風呂に入っているときに、この石鹸かっこいいな~とか思って入っている人はまずいない。その必要性がないし、そんな石鹸逆に邪魔なだけだ。自分のプライベートな癒しの空間に溶け込むようにただそこにある、それでこそこの石鹸はその役割を果たしているのだと思うようになった頃には、煮詰まっていた脳みそがふと楽になっていた。

常に新しいもの、変わっているものを求める必要はない。そこのいつもの形で自然に溶け込んでいるものこそが美しい。まさか石鹸に教えられるとは思ってもみなかった。

ちょっとのぼせてが、風呂もあがりこうしてブログを書いている途中、またふと気になった事が。それは「石鹸って本当に昔からかわっていないのか?」と言う事。そこで調べてみるとなにやら世の中は無添加石鹸ブームらしいと言う事が分かった。さらに無添加石鹸をランキング形式で紹介されているサイト(www.kas-asia.org)まである。無添加石鹸と言う特別なカテゴライズを与えられて、さらにランキングまでされる石鹸。時代は変わったものだな。

無添加石鹸と言っているが、では今使っている石鹸は添加物が入っているのか?なんか一時コンビニの弁当には添加物が沢山入っているから身体に良くないと話題になった添加物だけど、まさか石鹸の添加物を気にする世の中になるとは思ってもみなかったが、使う前から否定してもしょうがない。せっかくだし今度は近所の安い石鹸ではなく、じっくり選んでみようかな。また何か新しい発見があるかもしれない。

それでは明日も早いので今日はこの辺で、おやすみなさい。石鹸よ、ありがとう(笑)

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cretivecommons

2012/08/20 12:37

カテゴリー:プロダクトデザイン

creativecommonsとは特定の権利のみを主張するために作られたライセンス形態です。世の中に生み出されたものには全て生み出した人や組織がありますが、その権利を主張するかしないかは自由です。

今まで一般的にあったコピーライトは主張できる権利を全て主張するか、反対に全てを放棄するかと言うような極端なものでした。しかしながらcretivecommons(クリエイティブコモンズ)はその間にある、特定の権利のみを主張し、その他の権利は主張しないと言う柔軟性の高い権利主張を可能にしたのです。

最低限の権利は主張し、その他の権利は主張せず、世の中に開放する。そうする事で、より良いものが生まれていくクリエイティブな土壌を作っているのです。

少し堅いないようとなってしまいましたが、当サイトでは権利に縛られすぎずに良いと思ったクリエイティブはどんどん紹介していきます。

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